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第67回(2019年)

日本エッセイスト・クラブ賞
贈呈式
第67回(2019年)の日本エッセイスト・クラブ賞贈呈式が、6月21日、東京・内幸町の日本プレスセンタービル内、日本記者クラブ会見場で行われ、『線量計と奥の細道』の著者、ドリアン助川(どりあん・すけがわ)氏、『死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者』の著者、小堀鷗一郎(こぼり・おういちろう)氏に、クラブ賞の賞金と賞状が贈られました。贈呈式には、両氏の関係者、受賞作の出版社、報道関係、クラブ会員ら約80人が出席しました。



「第67回日本エッセイスト・クラブ賞」 髙村壽一審査委員長 


第67回

受賞作品
 
 ドリアン助川著
 
 『線量計と奥の細道
』 幻戯書房
 



 ドリアン助川(どりあん・すけがわ)氏

1962年、東京生まれの神戸育ち。作家、朗読家。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。日本ペンクラブ理事。長野パラリンピック大会歌『旅立ちの時』作詞者。放送作家を経て1990年、バンド「叫ぶ詩人の会」を結成。ラジオ深夜放送のパーソナリティとしても活躍。若者たちの苦悩を受け止め、放送文化基金賞を得る。同バンド解散後、2000年からニューヨークに三年間滞在し、日米混成バンドでライブを繰り広げる。帰国後は助川哲也の第二筆名も交え、本格的に執筆を開始。著書多数。小説『あん』は河瀬直美監督により映画化され、2015年カンヌ国際映画祭のオープニングフィルムとなる。また小説そのものもフランス、イギリス、ドイツ、イタリア、タイ、ベトナムなどで出版され、2017年にはフランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞(Le Prix des Lecteurs du Livre de Poche」の二冠を得る。





第67回

受賞作品
 小堀鷗一郎著
 
 『死を生きた人びと 
訪問診療医と355人の患者』 みすず書房


 小堀鷗一郎(こぼり・おういちろう)氏

1938年東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。医学博士。東京大学医学部付属病院第一外科・国立国際医療研究センターに外科医として約40年間勤務。定年退職後、埼玉県新座市の堀ノ内病院に赴任。在宅診療に携わり、355人の看取りにかかわる。うち271人が在宅看取り。現在、訪問診療医。母は小堀杏奴、祖父は森鷗外





日本エッセイスト・クラブ賞

 日本エッセイスト・クラブは、昭和27年『日本エッセイスト・クラブ賞』を制定、毎年新人エッセイストの発掘に努めてまいりました。2020年で68回を数え、受賞作には賞金と賞状が贈られます。受賞作は原則として毎年2点。賞金は当クラブ会員の会費でまかなわれているのが特徴です。68回の応募締切りは3月5日、発表は5月末(新聞紙上)、贈呈式は6月下旬の予定となっています。


日本エッセイストクラブ賞制定に就て
 (昭和27年10月発表)

 複雑なる世界情勢の中に、ともかくも独立の歩を踏み出したわが国は、政治、経済、思想その他各般に亘り、多くの問題に直面しつつあり、向後において、さらにこれら諸問題の深刻化が予想されるのであります。公正な世論の喚起という面において、本クラブに負荷せられた使命の愈々重加するを痛感するのでありますが、同時にまた、新鋭なる評論家、エッセイストが一人でも多く出現、自己の正しい自覚において新鮮なる活躍を展開されるよう切望して止まぬものであります。
 依って本クラブは、新人エッセイストを待望、これを激励する意をもって、このたび日本エッセイスト・クラブ賞を制定することに致しました。
 右賞は文藝作品等創作を除く一切の評論、随筆(一定期間内に発表されたもの)等の中より、各関係方面の推薦を受け、本クラブに設けられた詮考委員により慎重に詮考の結果、最優秀と認められたもの一篇にたいし記念品及び賞金を授与するものであります。
    昭和二十七年十月


第68回
(2020年)
(募集要綱)

日本エッセイスト・クラブ賞審査基準(募集要綱)

  1. 2019年4月1日より、2020年3月31日までの間に、初版として出版された書籍とする。
  2. クラブの正会員(個人会員)の作品、及び共同著作は原則として審査の対象としない。ただし、入会の翌年度から5年以内に発表した作品は審査の対象とする。故人となられた方の作品は審査の対象としない。
  3. 著者の国籍は問わないが、日本語で書かれたもの。(翻訳は不可)
  4. 新聞、雑誌等に掲載され、その後出版されたものでもよい。
  5. 他の類似の賞を最近受賞されている方、及びすでに文名を広く知られている方の作品は除く。
  6. 随想、評論、ノンフィクション、伝記、研究、ドキュメント、旅行記など、エッセーを広い範囲でとらえる。特に新鮮で感銘を覚える新人の発掘に努める。

  第68回日本エッセイスト・クラブ賞審査委員会 審査委員長 原田 國男

       (参考) 日本エッセイスト・クラブ賞の応募は、当クラブの会員推薦または出版社推薦が原則ですが、著者からの直接応募も可能です。応募締切り(2020年3月5日)までに、審査のための図書(応募作品)1作品につき2部を事務局へご郵送ください。なお応募作品が締切り以後31日までに発行される場合は、事務局にお知らせのうえ発行され次第お送りください。


     問い合わせ クラブ賞の詳細については下記にお問い合わせ下さい。
〒105-0004 東京都港区新橋1-18-2 明宏ビル別館6階
日本エッセイスト・クラブ事務局
電話 03(3502)7287
FAX 03(3502)7288
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