クラブ賞 クラブ概要 ニュース エッセー

 トップページ >  日本エッセイスト・クラブ賞




第64回(2016年)

日本エッセイスト・クラブ賞
贈呈式
第64回(2016年)の日本エッセイスト・クラブ賞贈呈式が、6月29日、東京・内幸町の日本プレスセンタービル内、日本記者クラブ宴会場で行われ、『チェリー・イングラム』の著者、阿部菜穂子(あべ なおこ)氏、『台湾生まれ 日本語育ち』の著者、温 又柔(おん ゆうじゅう)氏、『戦後政治の証言者たち』の著者、原 彬久氏に、クラブ賞の賞金と賞状が贈られました。贈呈式には、両氏の関係者、受賞作の出版社、報道関係、クラブ会員ら約90人が出席しました。



「第64回日本エッセイスト・クラブ賞」 中丸美繪審査委員長 


第64回

受賞作品
 
 阿部菜穂子著
 
 『チェリー・イングラム 
日本の桜を救ったイギリス人』 岩波書店
 



 阿部 菜穂子(あべ なおこ)氏
ジャーナリスト。1981年、国際基督教大学卒業。毎日新聞社記者を経て、2001年8月からイギリス・ロンドン在住。著書に『異文化で子どもが育つとき――イギリスの今・日本の未来』(草土文化)、『イギリス「教育改革」の教訓――「教育の市場化」は子どものためにならない』(岩波ブックレット)、『現代イギリス読本』(共著、丸善出版)などがある。2013年12月から2015年3月まで、毎日新聞紙上で「花の文化史」に関するコラムを執筆するなど、近年はエッセイストとしても活動。ブログ「イギリス 花もよう 人もよう――あべ菜穂子の花エッセイ」のうち、「ルーシーとラッパズイセン」が2011年文春ベストエッセイの一編に選ばれている。




第64回

受賞作品
 温又柔著
 
 『台湾生まれ 日本語育ち
』 白水社


 温 又柔(おん ゆうじゅう)氏
作家。1980年、台湾・台北市生まれ
3歳の時に、家族と東京に引っ越し、台湾語混じりの中国語を話す両親のもとで育つ。2006年、法政大学大学院・国際文化専攻修士課程修了。2009年、「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞。2011年、『来福の家』(集英社)を刊行。同年9月から白水社のHPで「失われた母国語≠求めて」の連載をスタート(2015年5月まで)。2013年、音楽家・小島ケイタニーラブと共に朗読と演奏によるコラボレーション活動〈言葉と音の往復書簡〉を開始。同年、ドキュメンタリー映画『異教の中の故郷――リービ英雄52年ぶりの台中再訪』(大川景子監督)に出演。




第64回

受賞作品
 原 彬久著
 
 『戦後政治の証言者たち 
オーラル・ヒストリーを往く』 岩波書店


 原 彬久(はら よしひさ)氏
1939年北海道釧路市生まれ。早稲田大学第一政経学部政治学科卒業。現在、東京国際大学名誉教授。法学博士(一橋大学)。この間、1977−78年プリンストン大学客員研究員。専攻は国際政治学、日本政治外交史。著書に『戦後日本と国際政治――安保改定の政治力学』(中央公論社)、『日米関係の構図――安保改定を検証する』(NHKブックス)、『岸信介―権勢の政治家』(岩波新書)、『戦後史のなかの日本社会党』(中公新書)、『吉田茂
――尊皇の政治家』(岩波新書)、『岸信介証言録』(中公文庫)など。訳書に『モーゲンソー 国際政治』(上・中・下、監訳、岩波文庫)、E.H.カー『危機の二十年』(岩波文庫)など。





日本エッセイスト・クラブ賞

 日本エッセイスト・クラブは、昭和27年『日本エッセイスト・クラブ賞』を制定、毎年新人エッセイストの発掘に努めてまいりました。平成29年(2017年)で65回を数え、受賞作には賞金と賞状が贈られます。受賞作は原則として毎年2点。賞金は当クラブ会員の会費でまかなわれているのが特徴です。65回の応募締切りは3月中旬、発表は6月上旬(新聞紙上)、贈呈式は6月下旬の予定となっています。


日本エッセイストクラブ賞制定に就て
 (昭和27年10月発表)

 複雑なる世界情勢の中に、ともかくも独立の歩を踏み出したわが国は、政治、経済、思想その他各般に亘り、多くの問題に直面しつつあり、向後において、さらにこれら諸問題の深刻化が予想されるのであります。公正な世論の喚起という面において、本クラブに負荷せられた使命の愈々重加するを痛感するのでありますが、同時にまた、新鋭なる評論家、エッセイストが一人でも多く出現、自己の正しい自覚において新鮮なる活躍を展開されるよう切望して止まぬものであります。
 依って本クラブは、新人エッセイストを待望、これを激励する意をもって、このたび日本エッセイスト・クラブ賞を制定することに致しました。
 右賞は文藝作品等創作を除く一切の評論、随筆(一定期間内に発表されたもの)等の中より、各関係方面の推薦を受け、本クラブに設けられた詮考委員により慎重に詮考の結果、最優秀と認められたもの一篇にたいし記念品及び賞金を授与するものであります。
    昭和二十七年十月


第65回
(2017年)
(募集要綱)

日本エッセイスト・クラブ賞審査基準(募集要綱)

  1. 平成28年(2016年)4月1日より、平成29年(2017年)3月31日までの間に、初版として出版された書籍とする。
  2. クラブの正会員(個人会員)の作品、及び共同著作は原則として審査の対象としない。ただし、入会の翌年度から5年以内に発表した作品は審査の対象とする。故人となられた方の作品は審査の対象としない。
  3. 著者の国籍は問わないが、日本語で書かれたもの。(翻訳は不可)
  4. 新聞、雑誌等に掲載され、その後出版されたものでもよい。
  5. 他の類似の賞を最近受賞されている方、及びすでに文名を広く知られている方の作品は除く。
  6. 随想、評論、ノンフィクション、伝記、研究、ドキュメント、旅行記など、エッセーを広い範囲でとらえる。特に新鮮で感銘を覚える新人の発掘に努める。

  第65回日本エッセイスト・クラブ賞審査委員会 審査委員長  後藤 多聞

       (参考) 日本エッセイスト・クラブ賞の応募は、当クラブの会員推薦または出版社推薦が原則ですが、著者からの直接応募も可能です。応募締切り(29年3月中旬)までに、審査のための図書(応募作品)1点につき2部を事務局へご郵送ください。なお応募作品が締切り以後31日までに発行される場合は、事務局にお知らせのうえ発行され次第お送りください。


     問い合わせ クラブ賞の詳細については下記にお問い合わせ下さい。
〒105-0004 東京都港区新橋1-18-2 明宏ビル別館6階
日本エッセイスト・クラブ事務局
電話 03(3502)7287
FAX 03(3502)7288
copyright (c) Nihon Essayist Club all right reserved